観光情報学会では，年2回のペースで研究発表会を開催し，近年盛り上がりを見せる観光情報の多岐にわたる学術成果，すなわち観光情報システム，商品開発，旅行行動サポート，人材育成，観光資源の発掘・発信，地域振興，サービス資源・人材資源のマネージメント，観光動向の分析などについて議論するとともに，多くの優れた論文を学会誌「観光と情報」の掲載に繋げてきております．

第17回となる今回の研究会は，北見市にて開催いたします．平昌オリンピックにて銅メダルを獲得したカーリング女子代表チームの拠点として俄かに注目を集めている北見市ですが，カーリングだけでなく，薄荷の街，焼肉の街，厳寒の街としても知られています．また，北見市が属するオホーツク地域では，ボーカロイド／ボイスロイドキャラクターである結月ゆかりが第17代オホーツク観光大使に就任し，様々な展開を始めています．

今回の研究会においても、発展しつつある本領域およびサービス工学からのアプローチ等，研究シーズ，ニーズ分析，研究展開に対する提案型まで，幅広い発表を募集します。

日時：

2018年5月26日（土）　9:30～17:50

場所：

北見工業大学　総合研究棟
（〒090-8507 北海道北見市公園町165番地）
アクセス：http://www.kitami-it.ac.jp/about/access/

懇親会：

19:00頃から予定（会費：6000円程度予定）

スケジュール：

発表申込締め切り　　　 4月27日（金）
原稿締め切り　　　　　 5月7日（月）
聴講参加申込締め切り　 5月18日（金）
※日程の都合上，最大発表可能数を上回った場合，締め切らせていただく場合がありますので，早めの発表申込をお願いします．

発表申し込み：

・発表申し込みは終了しました
・講演申込費　8千円（発表会当日会場にてお支払い下さい）

表彰：

・優れた発表者には，大会優秀賞，大会奨励賞が授与されます．ただし，事前に観光情報学会の会員もしくは入会申込が為されていることが条 件となります．学会への入会は，入会案内をご覧ください．

推薦論文：

・発表の中で優秀なものは学会誌の論文に推薦されます（推薦された論文は査読を経て採録・不採録が判定されます）．

聴講参加申し込み：

・聴講のみの参加を希望される方は下記の情報をsti-office@sti-jpn.orgまでお送りください．発表申込をされた方は不要です．

(1) 名前
(2) 所属
(3) 連絡先メールアドレス
(4) 懇親会　参加希望の有無

・申し込み締め切り日：上記スケジュール参照のこと
・参加費　一般　5千円，学生（予稿集あり） 1千円，学生（予稿集なし）無料
（発表会当日会場にてお支払い下さい）

プログラム：

9：30〜9：35　＜開会の挨拶＞

【セッション１】

 9：35〜10：00
［1］施設案内システムの開発 − オホーツク観光支援のための対話案内システム構築に向けて −
吉田泰裕，田中 諒，桝井文人，プタシンスキ・ミハウ， 升井洋志，
亀丸 俊一，前田康成（北見工業大学） 

10：00〜10：25
［2］文化財巡りルートマップの自動生成による観光支援システムの構築
奥野拓（公立はこだて未来大学），宮井和輝（レバレジーズ(株)）

10：25〜10：50
［3］Local hotels and souvenir support information system
- A concept of a secure tourist support model for the congested Dar es Salaam city - 
Victor Alex, Fumito MASUI, Michal PTASZYNSKI (Kitami Institute of Technology)

10：50〜11：00　＜休憩＞

【セッション２】

11：00〜11：25
［4］ユーザ間における属性の差異を用いたエリア推薦の検討
志賀圭駿，上野秀剛（奈良工業高等専門学校） 

11：25〜11：50
［5］ウェブアプリケーションにより取得された加速度を用いた散策行動推定の手法の検討
鍛治秀紀，相尚寿（東京大学） 

11：50〜13：30　＜昼休み＞

【招待講演】

13：30〜14：30
『カーリング支援研究と観光に向けて』
桝井文人（北見工業大学）

14：30〜14：40　＜休憩＞

【セッション３】

14：40〜15：05
［6］北海道における滞在場所別滞在時間の差異及び道の駅の立ち寄り比較
内 大介，小竹輝幸 （（株）ナビタイムジャパン）

15：05〜15：30
［7］モバイル空間統計のイベント来訪者および訪日外国人滞在エリア分析への活用可能性
池田大造 （（株）NTTドコモ），鈴木俊博，小田原亨（（株）ドコモ・インサイトマーケティング）

15：30〜15：55
［8］トラベルプランニングログデータからみる旅程の実態
小竹輝幸，加賀谷駿 （（株）ナビタイムジャパン）

15：55〜16：05　＜休憩＞

【セッション４】

16：05〜16：30
［9］情報科学的コンテンツツーリズムによる地域振興の試み
桝井文人（北見工業大学），西野寛明（（株）ロジカル），
山本真史，北川泰治郎，木村泰知（小樽商科大学），黒田英慈，岡村 慎（北見工業大学）

16：30〜16：55
［10］オープンファクトリーイベントが与える地域観光への影響
〜移動需要に関するビックデータを用いて〜 
小林 愛（（株）ナビタイムジャパン），波潟郁代，早野陽子（（株）JTB総合研究所），
小竹輝幸，藤澤政志（（株）ナビタイムジャパン），
三ツ橋明子, 中根 裕，エドワード トゥリプコヴィッチ 片山（（株）JTB総合研究所）

16：55〜17：20
［11］観光支援用撮影に向けたマルチドローン自動飛行プラットフォーム
鈴木恵二（公立はこだて未来大学），山内　翔（北見工業大学），
尾形晃基，川嶋稔夫（公立はこだて未来大学） 

17：20〜17：45
［12］レゴランド・ジャパンの経営戦略と現状
中島　恵（東京経営短期大学)

17：45〜17：50　＜閉会＞

組織：

実行委員長
桝井　文人（北見工業大学）

実行委員
升井　洋志（北見工業大学）
亀丸　俊一（北見工業大学）
鈴木　恵二（公立はこだて未来大学）
沢田　史子（北陸学院大学）
徳久　雅人（鳥取大学）
長尾　光悦（北海道情報大学）
齋藤　　一（北海道情報大学）
川村　秀憲（北海道大学）
奥野　　拓（公立はこだて未来大学）
原　　辰徳（東京大学）
村上嘉代子（芝浦工業大学）

プログラム委員長　
山本　雅人（北海道大学）

プログラム委員　　
尾久土正己（和歌山大学）