観光情報学会では，従来年２回のペースで研究発表会を開催してきたところでございますが，新型コロナの影響により，春の研究会の開催を見送っておりました．
一方，観光面における新型コロナの影響は大きく，インバウンドをはじめとして大きな打撃を受けるとともに，今後は従来と変わって新しい生活様式に則した新しい観光のあり方が求められております．このような背景のもと，今回の研究発表会はオンラインで開催することとして，新型コロナに関する影響分析や今後のあり方や予測を含め，観光情報に関わる幅広い分野を対象として研究を募集いたします．

日時：

2020年 12月 12日（土）　9:00～15:40
2020年 12月 13日（日）　9:00～12:10

形式：

Zoomによるオンライン発表：シングルセッション

スケジュール：

・発表申込締め切り　　  11月   6日（金）
・原稿締め切り　　　　  11月 23日（月）
・聴講参加申込締め切り  12月   4日（金）

予稿集について：

従来通り冊子を印刷の上，申込いただいた方に郵送いたします．また，電子ファイル版をこのページで公開いたします
・講演申込費　8千円（予稿集あり）
・聴講参加費　一般　5千円（予稿集あり），学生（予稿集あり） 1千円，学生（予稿集なし）無料

発表申し込み：

・発表申し込みは終了しました

聴講参加申し込み：

・下記入力フォームから申し込みください　
 https://forms.gle/41ujn7SpTtN1nJrW8

支払い方法について：

・上記，発表申込みまたは聴講参加申込みにて入力いただいた請求先へ
 請求書を発送させていただきますので，期日までにお支払いください．

・カメラレディ原稿：A4　2段組2〜4ページ
 フォーマットに関しては申込み受付後，メールにて別途送付いたします．

表彰：

・優れた発表者には，大会優秀賞，大会奨励賞が授与されます．ただし，事前に観光情報学会の会員もしくは
 入会申込が為されていることが条件となります．学会への入会は，入会案内をご覧ください．

推薦論文：

・発表の中で優秀なものは学会誌の論文に推薦されます（推薦された論文は査読を経て採録・不採録が判定
 されます）．　

プログラム：

12月12日（土）

9:00〜9：05　＜開会の挨拶＞

【セッション１】

9:05〜9:30
[1] 観光アプリケーション開発による観光者の路面電車利用を支援する試み
  伊藤恵，宮下翔伍（公立はこだて未来大学） 

9:30〜9:55
[2] 北海道新幹線の乗客に向けた新たな鉄道旅の楽しみを提供するシステムの開発
  石川空人，伊藤恵 （公立はこだて未来大学）

9:55〜10:20
[3] 観光PRにおける地図と映像の連動
  亀井拓歩，吉村元秀（長崎県立大学） 

10:20〜10:45
[4] 地図ベース楽曲推薦のための言語特徴に基づく地物と楽曲の関連付け手法 
  宇野将吾，奥健太（龍谷大学）  

【セッション2】

10:55〜11:20
[5] ナッジ理論に基づいた観光予約サイトの予約申込向上に効果的なWebUIの検討
  鈴木彩香，杉山岳弘（静岡大学） 

11:20〜11:45
[6] 長崎ことはじめ学習システムの構築
  浦田圭悟，吉村元秀（長崎県立大学） 

11:45〜12:10
[7] LINE を用いたイベント企画・運営プラットフォームの開発
  倉光哲也，吉村元秀（長崎県立大学） 

【セッション3】

13:00〜13:25
[8] 風評被害軽減を目的とした観光地に関するSNS投稿の分析
  櫛部健汰，伊藤恵（公立はこだて未来大学） 

13:25〜13:50
[9] 台湾人の日本旅行における旅行動機と満足度との関係について
  鈴木尊士，周武忠（上海交通大学） 

13:50〜14:15
[10] 観光の形態を考慮した将来の訪問国の予測
  柴田有基（広島市立大学），石野亜耶（広島経済大学），難波英嗣（中央大学），竹澤寿幸（広島市立大学）

 【セッション4】

14:25〜14:50
[11] Kh Coderを用いた「長崎のしまに学ぶ」カリキュラムの学習課題分析
  山田竜大，吉村元秀（長崎県立大学） 

14:50〜15:15
[12] バーチャルリアリティ技術や全天周パノラマ画像，実時間動画配信技術等の
  ICTを利用したコロナ禍における『現地に行かない仮想的観光』の現状俯瞰
  堀健一朗，海老沢結，狭間辰之，佐藤彩生，川原晋，倉田陽平（東京都立大学） 

15:15〜15:40
[13] 口コミから抽出した評価観点の重視度に基づく宿泊施設推薦手法の提案
  高松耕太，奥野拓（公立はこだて未来大学）

12月13日（日）

【セッション5】

9:00〜9:25
[14] 分散表現ベクトルを用いた観光地ブランドの類似点/相違点の指標化と測定
  鈴木英之（合同会社ファイン・アナリシス） 

9:25〜9:50
[15] 理研AIPにおける人流データ解析と行動変容
  中村哲，諏訪博彦，須藤克仁，Sakti Sakriani, 田中宏季，吉野幸一郎，藤本まなと，松田裕貴，
  安本慶一（理化学研究所）

 9:50〜10:15
[16] 時系列分散表現に基づく東京都の人流クラスタリング
  田中宏季, 久保基, 中村哲（理化学研究所） 

【セッション6】

10:25〜10:50
[17] ユニバーサルツーリズムにおける周遊データ利活用ツールの開発
  工藤彰((株)ノーザンシステムサービス)，阿部昭博，狩野徹（岩手県立大学） 

10:50〜11:15
[18] クロマキーを利用した記念写真撮影体験向上の試み
  鈴木昭二（公立はこだて未来大学） 

11:15〜11:40
[19] 観光情報配信の適切なタイミングを把握するための実証実験 ～ネイティブアプリへの移行～
  相尚寿，鍛治秀紀（東京大学）

 11:40〜12:05
[20] 江別・厚別エリアの観光地PRを目的としたコンテンツの開発
  杉澤愛美，斎藤一，長尾光悦，安田光孝，向田茂（北海道情報大学） 

12:05〜12:10 ＜閉会＞

 

予稿集：

観光情報学会第21回研究発表会講演論文集

　 

組織：

実行委員長
鈴木　恵二（公立はこだて未来大学）

実行委員
沢田　史子（北陸学院大学）
齋藤　一（北海道情報大学）
川村　秀憲（北海道大学）
長尾　光悦（北海道情報大学）　
徳久　雅人（鳥取大学）
村上　嘉代子（芝浦工業大学）
奥野　拓（公立はこだて未来大学）

プログラム委員長
山本　雅人（北海道大学）
プログラム委員
原　　辰徳（東京大学）
桝井　文人（北見工業大学）
鈴木　昭二（公立はこだて未来大学）　
杉山　岳弘（静岡大学）