No.20 2004.09.25
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■ 観光情報学会 Mail NEWS ■
━━━━━━━━━━━━━ www.sti-jpn.org ━━━━ 2004.9.25 No.20
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□さっぽろ観光情報研究会 プロジェクトのご紹介
・GPSに基づく観光動態調査分析プロジェクト
・アートツーリズム研究プロジェクト
□「ITと観光を考えるセミナー」開催のお知らせ
主 催 ひらふネット研究会
開 催 日 10月2日(土)
場 所 倶知安町 ホテルニセコアルペン
参 加 費 無料(懇親会はお一人様3,500円の会費制となります)
□おきなわ観光情報学研究会 ミニシンポジウム 開催のご案内
日 時 H16年10月4日(月)午後 13:00
場 所 琉球大学工学部 2号館2階 大会議室
□ ユビキタス時代の情報活用セミナーのご案内
日 時:2004年10月1日(金)
13:10~16:00(受付;12:50~13:10)
会 場:かでる2・7 10F 1040会議室 TEL011-231-4111
〒060-0002札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
参加費:一般4,000円、観光情報学会会員3,000円
産学官フォーラム・GIS研究会会員 2,000円
(※本年7月に発刊された山村教授の著書「ゆびきたす時代~
GIS・GPSで新しい世界を開く」も資料として参加者に贈呈します)
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■さっぽろ観光情報研究会 プロジェクトのご紹介
9月17日(木)に開催された第12回さっぽろ観光情報学研究会において
承認された2つのプロジェクトを紹介します.尚,提案書を添付しておりま
すので,併せてご確認ください.
□GPSに基づく観光動態調査分析プロジェクト
提案者 長尾光悦
近年,日本においては,団体旅行から個人旅行への旅行形態のシフトが急速
に進んでいる.これまでは,団体旅行が主流であったことから,各キャリア
による観光客入込み数といった統計調査を実施し,これにより獲得された観
光動態情報を基に,観光推進のための戦略・施策が構築されてきた.しかし
ながら,個人旅行者が増加するに連れて,従来型の統計調査のみでは,有効
な観光戦略・施策を構築することが困難となる.すなわち,各観光客におけ
る詳細な観光動態情報が,現在の旅行形態に適合した戦略・施策を構築する
ために必要となっている.本研究プロジェクトでは,このような個人旅行に
適合する有効な観光戦略・施策構築のために,GPSに基づく観光動態情報の収
集及び分析を実施する.また,本プロジェクトにおいては,GPSに基づく観光
ログデータの収集,収集データからの観光動態情報獲得及び分析,GPSに基づ
く観光動態情報を利用したアプリケーションの開発の3点に焦点を当て,プロ
ジェクトを推進する.
□アートツーリズム研究プロジェクト
提案者 大内 東
様々なツーリズムが考えられる。アートツーリズムもそのひとつである。
しかしながら、アートツーリズムそのものに関する研究成果はまだ少なく、基
礎調査や各種実験による検証が必要な状況にある。本研究プロジェクトでは、
以下の3点によりアートツーリズムの研究を行う。
第1に、アートツーリズムに関する基礎研究を行う。
・アートツーリズムとはいかなるものか
・いかにアートツーリズムを起こすか
・アートツーリズムの問題点と優位点はなにか
・アートツーリズムにおけるIT活用
等を先駆的事例調査と具体的実例を取り上げて研究する。
第2に、アートツーリズムの実例として野外彫刻を取り上げ、具体的な活動を行
う。すでに、さっぽろ-観研では、札幌彫刻美術館友の会と共同で北海道にお
ける野外彫刻のデータベースシステムを開発している。
このシステムは
① 北海道における2000件を越す野外彫刻をデジタルアーカイブする
② 製作者、設置日付、エピソードなどの彫刻履歴書データを整備する
③ これらの情報をGISと一体化し、野外彫刻ツアーを可能とする
等の機能を有するものである。
第3に、以上の点を踏まえて、野外彫刻によるアートツーリズムを札幌から発
信する試みを実施する。折しも2004年はイサム・ノグチ生誕100周年の年であり、
2005年にはイサム・ノグチ作品となるモエレ沼公園が完成する。また、本郷新
生誕100年に当たる年ともなる。このタイミングを捉え、いくつかの企画を通し
て、全国に野外彫刻によるアートツーリズムを発信する実験を行う。
*11月5日(金)に「アートツーリズムシンポジウム(仮)」を開催する予定
です.詳細が決まり次第,MailNEWSにおいてもご案内させて頂きます.
■「ITと観光を考えるセミナー」開催のお知らせ
ひらふネット研究会 座長 青木 智一
事務局長 脇山 潤
各位
拝啓、立秋の候を迎え、皆様にはますますご多忙のことお喜び申し上げます。
さて、このたび私ども業界の発展向上を目的として結成しております、ひら
ふネット研究会では、かねてより観光とITの問題について、観光業の立場から
勉強会を開催し、調査研究をおこなってまいりました。ニセコひらふ地区のブ
ロードバンド化の目処も立ってきたため、さらにITの活用事例セミナーを実施
することとなりました。このセミナーは、ひらふネット研究会だけではなく、
皆様にとってもご関心のある問題であると存じ広く公開させていただくことに
致しました。
つきましては以下の要領による「観光とITを考えるセミナー」発表会を催し
ますので、多数のご参加をお願い申し上げます。尚、発表の後には懇談会など
も行いますので、ご意見を賜りますれば幸いと存じます。
略式ながら書中にてご案内申し上げます。
敬具
記
イベント名 「ITと観光を考えるセミナー」
主 催 ひらふネット研究会
開 催 日 10月2日(土)
場 所 倶知安町 ホテルニセコアルペン
参 加 費 無料(懇親会はお一人様3,500円の会費制となります)
事前に参加の連絡を頂きました方には、セミナー資料をご用
意いたします。また、懇親会に関しましても事前に参加人数
把握にご協力いただけましたら幸いです。
下記連絡先までご連絡くださいませ。またHPからもご登録
いただけます。
※ 当日はノーネクタイ・カジュアルな服装でお越しください。
ひらふネット研究会のご紹介
ひらふネット研究会は、2002年7月にニセコひらふ地区へのブロードバンド誘致
を目的として設立された団体です。メンバーは観光協会に所属する宿泊業、索
道事業者、PCスクール主宰者など9名で構成されています。主な活動は、観光地
倶知安戦略会議の主宰、地域のみなさんへのパソコン講座の実施、倶知安町タ
ウンミーティングへのパネリスト参加となっています。
ご連絡先: セミナーH.P. http://www.niseko-hirafu.jp/it/
青木 TEL 0136-22-1105 aoki@niseko-alpen.com
脇山 TEL 0136-23-1001 jun@lerch.co.jp
以上
■おきなわ観光情報学研究会 ミニシンポジウム 開催のご案内
おきなわ観光情報学研究会では,下記の日程でミニシンポジウムを行います.
本研究会では観光産業と情報技術を中心とした工学的アプローチの融合を目指し
ています.今回は,観光速報社渡久地編集長による沖縄観光規模の成長原理の解
説,琉球大学工学部研究者による観光研究の内容紹介,J-時空間研究所,中井氏
による産学官連携事業を目指した観光インフラに関する技術提案を予定していま
す.研究会員以外の方にも多数御参加頂きますようご案内申し上げます.
記
日時 H16年10月4日(月)午後 13:00
場所 琉球大学工学部 2号館2階 大会議室
式次第
1:基調講演 沖縄観光成長の法則 13:00~
沖縄観光速報社 編集長 渡久地明氏
2:技術発表 14:10~
2-1 ファジィ最適観光経路問題
琉球大学 松田善臣
2-2 デマンドバス導入に関する技術サーベイ
琉球大学 當間愛晃
2-3 GISを利用した需要予測に関する基礎研究(仮)
琉球大学 赤嶺有平
2-4 観光情報Webサイトに対する評価システム開発
琉球大学 高志部綾
2-5 オンデマンド観光経路計画のための観光情報データベースシス
テムの開発
琉球大学 玉城 梓
2-6 観光施設や景観の問題,観光地の環境の問題に関する提言
琉球大学 堤純一郎
3:観光向けユビキタスインフラの提案 15:20?
J-時空間研究所 中井智治
お問い合わせは
琉球大学工学部情報工学科
遠藤 聡志
endo@ie.u-ryukyu.ac.jp
■ ユビキタス時代の情報活用セミナーのご案内
北海道産学官研究フォーラム/経営GIS総合研究所
代表幹事・所長 山村 悦夫(北海道大学大学院教授;GIS学会会長)
日 時:2004年10月1日(金)13:10~16:00
(受付;12:50~13:10)
【プログラム】
13:10~13:40 基調講演: 「ゆびきたす時代~経営革新とGIS・GPSの活用法」
山村 悦夫氏(北海道大学大学院地球環境科学研究科教授)
13:40~15:00 GISマーケティング実践事例「GIS活用で商売繁盛」
13:40~14:20 「大阪では"たこ焼き屋"でGIS活用」
西村 公一氏(㈱シーリンコミュニケーションズGISマーケティング部GISコーデ
ィネータ)
14:20~15:00 「山梨県 上の原商店街活性化"たこ焼き店開店"
ビルメンテ会社の成功事例」
宇佐美 康司氏((有)アドラック 代表取締役)
15:00~15:30 「ネットを使った宿泊予約戦略~じゃらんネット~」
山田 賢一郎氏(㈱リクルート北海道じゃらん 企画課長)
15:30~15:50 「札幌電子住宅地図の活用」
朝日 守氏(北海道地図㈱ 代表取締役副社長)
16:00 閉 会
■会場:かでる2・7 10F 1040会議室 TEL011-231-4111
〒060-0002札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
■参加費:一般4,000円、観光情報学会会員3,000円 産学官フォーラム・GIS
研究会会員 2,000円(※本年7月に発刊された山村教授の著書「ゆびきたす時代
~GIS・GPSで新しい世界を開く」も資料として参加者に贈呈します。)
■参加費振込先:北洋銀行 本店 (普)1822587 北海道産学官研究フォーラム
北海道銀行 本店 (普)1635463 北海道産学官研究フォーラ
ム
※尚、参加費は当日会場でも承ります。
■主催・連絡先:北海道産学官研究フォーラム/経営GIS総合研究所(担当 藤原)
http://www.kirari.com/sangaku http://www.kirariweb.net/gismanage/
〒007-0803札幌市東区東苗穂3条1丁目2-7-105
TEL 011-787-7650 FAX 011-787-7655 E-mail: fuji@kirari.com
*詳しい資料を添付しております.
━企業・団体会員リスト━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
株式会社HBA
株式会社J-時空間研究所
NECソフトウェア北海道
セントラル・コンピュータ・サービス(株)
(株)デジック
(株)リクルート北海道じゃらん
札幌総合情報センター(株)
(株)十勝毎日新聞社
株式会社電通北海道
(株)藤井ビル
日本スーパーマップ株式会社
日本ユニシス(株)
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
(株)日立東日本ソリューションズ
富士通株式会社
北海道コンピューターマッピング(株)
北海道テレビ
北海道新聞社
北陽ビジネスフォーム
(五十音順)
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のご要望などを反映し,よりよいものにしていきたいと思います.ご意見等
がございましたら以下の連絡先まで連絡をお願い致します.
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