No.48 2006.08.21
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■ 観光情報学会 Mail NEWS ■
━━━━━━━━━━━━ www.sti-jpn.org ━━━ 2006.8.21 No.48
━INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 開催案内 FIT2006 第5回情報科学技術フォーラム
特別講演・パネル ICTがもたらす観光産業の変貌
日時 2006年9月5日 午前9時~
会場 : 福岡大学 (福岡市城南区七隈8-19-1)
※会場アクセス *お車でのご来場はご遠慮ください。
http://info.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/eip/arch/eip2006FIT_promo.html
□ IFITTとの連携(現状と今後の予定)について
観光情報学会 渉外担当 伊藤 直哉(北大)
□ ルポ 観光情報学会第3回全国大会in函館
はこだて観光情報学研究会所属 杉谷 茂
(湯の川温泉 花びしホテル勤務)
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■ 開催案内 FIT2006 第5回情報科学技術フォーラム
特別講演・パネル ICTがもたらす観光産業の変貌
日時 2006年9月5日 午前9時~
会場 : 福岡大学 (福岡市城南区七隈8-19-1)
※会場アクセス *お車でのご来場はご遠慮ください。
スケジュール
9:00-10:00
講演「観光情報学‐マルチエージェントシステムアプローチ‐」
大内 東(北海道大学)
10:10-12:00
パネル討論「ICTが観光に及ぼした衝撃」
司会:井出 明 (近畿大学)
パネリスト:
大内 東 (北海道大学)
山口一朗 (国土交通省)
麻生 憲一 (奈良県立大学)
加藤 裕三 (博多エクセルホテル東急)
関口 伸一 (トップツアー(株))
内田晶夫 ((株)ANA総合研究所)
問い合わせ先: 井出明(近畿大学)akiraide[at]earth.email.ne.jp
スパム対策のため@を[at]に置き換えています。
☆ FIT2006 特別講演・パネルの詳細
http://info.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/eip/arch/eip2006FIT_promo.html
☆ FIT2006 第5回情報科学技術フォーラムの詳細
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2006/index.html
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■ IFITTとの連携(現状と今後の予定)について
(NIKKEI NETによる記事「観光情報学会、欧州の国際学会と9月に提携」
も参照のこと。)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060710c3c1000v10.html)
渉外担当 伊藤 直哉(北大)
本年6月13-4日に函館で行われました第三回全国大会でも報告させて頂
きました、国際学術団体International Federation for Information Te
chnology and Tourism(略称:IFITT、http://www.ifitt.org/)との連携
に関し、現状と今後の予定に関して報告させて頂きます。現在、IFITTの
渉外担当者と、以下の二つの連携可能性を議論しています。
1.STI会員有志のIFITT会員参加によるIFITT日本支部の設立
2.STI組織としてIFITTに参加し日本支部を設立
1.に関しては、単に個人がIFITTに参加している状況とあまり変わら
ず、STI会員全体にメリットが普及しないため、現在、2.の可能性を中
心に議論しています。2.に関しては、IFITT会員と同等のメリットをST
I会員全員が享受することができる方向で検討中です。例えば、IFITT世界
大会への会員割引での参加、IFITTの最新知見のSTI会員へのフィードバッ
ク等々が考えられます。また、将来、IFITTの世界大会を札幌に誘致する
可能性を考えるとき、受け皿としてSTI組織全体のサポートが必要不可欠
という背景もあります。いずれにせよ、IFITTへの参加条件を含め、来月
のMailNEWSでは詳細をお伝えできるものと考えております。
今後の予定としましては、夏の間に交渉を終え、秋には連携調印を行い、
2007年1月24-26日、スロベニアで行われるIFITT世界大会で、日本支部設
立の宣言を行う予定としております。(IFITT世界大会に関しては、http:
//www.ifitt.org/enter/を参照。)なお、昨年のスイスで行われたIFITT
世界大会においては、本学会から会長以下7名が参加し、3名が発表を行い、
好評を博しました。今年度の世界大会は、本学会との連携を記念した特別
の大会となることが予想されます。これを機に、IFITT世界大会での発表、
参加希望の方がいらっしゃいましたら、予め日程を調整しておいて頂ける
と幸いです。大会情報の詳細は、時期が近付いてきたらご案内差し上げま
す。
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■ ルポ 観光情報学会第3回全国大会in函館
はこだて観光情報学研究会所属 杉谷 茂
(湯の川温泉 花びしホテル勤務)
開催日程 平成18年6月13日(火)~ 6月14日(水)
開催場所 函館湯の川温泉 花びしホテル 2階 芙蓉の間
観光情報学会第3回全国大会は北海道の港町「函館」での開催となり
ました。観光を基幹産業と位置付けている町としては大変に有意義な大
会となりました。施設担当の私は会場としてご利用いただきましたホテ
ルに勤務しており、はこだて観光情報学研究会へは発足時より入会させ
ていただいております。その関係上、未来大学の先生方を始め理事の方、
会員の皆様とは月一の研究会で親しくさせていただいており、内容も把
握できておりましたので比較的短期間でスムーズに準備が出来たと思っ
ております。
とは言え、この地での開催は初めてで、前回の沖縄には参加出来ません
でしたので実際の会場はネットの写真や参加者のお話を聞いて対応する
状況でした。未来大学の鈴木昭二先生には何度も会場に足を運んでいた
だき打ち合わせを行いましたが、人数を含めた実数が把握できたのは結
構近くになってからでしたので多少バタバタしたところもありました。
開催当日は早朝の開始ということもあり、準備はほとんど前日に集中
しました。ステージ、スクリーン、イステーブルの基本部分は午前中に
セットし、残りのスペースにお昼から大学の学生さんが展示用のパネル
を車で搬入し組み立てを行いました。図面上では良いと思う部分も実際
にセッティングをしてみるとバランスが悪かったり、会場の壁に貼るパ
ネルの位置が予定通りだと目線が高くなりすぎ、パネルを下げると会場
の装飾用木枠にかかる等の細かな部分で予想と違った部分がありました。
又、パソコンの電源等も予想以上にリクエストが多かったため延長コー
ドが対応出来ない等の場面もありました。
開始後はやはりパソコンを使用し、プロジュクターからスクリーに放映
することが多かったため会場はほとんど暗い状態が続いておりましたが、
設備の関係上で全体の光を落としたために説明者の手元が暗い状態とな
りご不便をおかけするところもありました。
大変なご苦労をされてご準備いただいた大会も、会場の不備で十分な
成果を出せずに終ってしまう場合も考えられますので、今後は大会前に
施設担当者やプログラムを担当された方の事前打ち合わせが必要ではな
いかと思います。実際に現場を担当しなければわからない部分の引継ぎ
が出きればベストかと思われます。この仕事をしている関係上で申し上
げるとお客様には普通に見える場面も、実際に裏の現場では事前にわか
らず対応に結構苦労する場合があるからです。又、参加する方もご不明
な点や希望があれば事前に問合せいただければ施設として対応出来るこ
とも結構あると思います。荷物や電源、延長コード、看板の件等々、湯
沢観研の方が次回の開催アピールの横断幕をお持ちになりましたが、ホ
テルの看板作成機械で会場にあわせたサイズのものを現地で作ることが
出来ましたので事前にお知らせいただければと思う部分も含め、次回以
降は参加申し込み先以外に会場担当窓口も事前にお知らせした方がお互
いに準備がスムーズに行くものと思われます。
いずれにしましても今回の函館大会は関係する皆様のご協力により、
何とか無事に終了することができましたことを心より感謝申し上げます。
━TOPICS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□国内の動向
観光と情報に関する話題を紹介します.ここで紹介した話題がござい
ましたら,編集担当(hajime@do-johodai.ac.jp)までご連絡ください.
(掲載の判断は編集担当が行います.商業目的のダイレクトメール,
もしくは,それに類する内容は掲載できませんので,あらかじめご承
知おきください.)
"Wikiで世界の旅行ガイドを構築、Wikipedia創設者がプロジェクト ",INTERNET
Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/08/12945.html
"国内最大規模の旅&ドライブ情報サイト『ムービアム』オープン",カービュー
http://www.carview.co.jp/news/0/19818/
"ソニー、デジカメ画像との関連づけも行える小型GPS ", ITmedia,
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0608/02/news084.html
"九電、携帯版ホームページ開設 ", 読売新聞,
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_06081302.htm
"HPを刷新、丹後情報ふんだん 京都府道路公社 ", 京都新聞,
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082000152&genre=K1&area=K00
"京丹波の見どころ発信へ 須知高生 観光マップづくりに汗 ",京都新聞,
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060803&j=0040&k=20060803...
━企業・団体会員リスト━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【団体会員A】
NECソフトウェア北海道
(株)HBA
(株)情報科学センター
(株)日立東日本ソリューションズ
(株)北海道新聞社
札幌総合情報センター(株)
日本ユニシス(株)
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
日立ビジネスソリューション(株)
富士通(株)
(五十音順)
【団体会員B】
(株)デジック
(株)電通北海道
(株)十勝毎日新聞社
(株)藤井ビル
(株)リクルート北海道じゃらん
ソラン北海道(株)
日本スーパーマップ(株)
北陽ビジネスフォーム(株)
北海道CMC(株)
北海道テレビ放送(株)
(五十音順)
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バックナンバー:http://www.sti-jpn.org/MailNEWS/index.html
観光情報学会Mail NEWSに関するお問い合先:hajime@do-johodai.ac.jp
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