No.14 2004.04.20
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■ 観光情報学会 Mail NEWS ■
━━━━━━━━━━━━━ www.sti-jpn.org ━━━━ 2004.4.20 No.14
━INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 開催案内 平成16年度観光情報学会総会
日時:平成16年5月14日(金) 12:00~13:00
場所:北海道大学大学院情報科学研究科 11階大会議室
(旧工学研究科情報エレクトロニクス棟11階大会議室)
□ 観光情報学会第1回全国大会シンポジウム ルポ
札幌総合情報センター(株) 藤井雅晴・田中瑞宏・金村直俊
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■ 開催案内 平成16年度観光情報学会総会
日時:平成16年5月14日(金) 12:00~13:00
場所:北海道大学大学院情報科学研究科 11階大会議室
(旧工学研究科情報エレクトロニクス棟11階大会議室)
http://ses3.complex.eng.hokudai.ac.jp/~masahito/Access.htm
議題(予定):
(1)会員種別について
(2)平成15年度決算について
(3)平成16年度事業について
(4)平成16年度予算について
(5)平成16年度 理事役員について
(6)その他
━REPORT━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 観光情報学会第1回全国大会シンポジウムに参加して
時期 平成16年3月11日(木)
場所 北海道大学 学術交流会館(札幌市北8条西5丁目)
札幌総合情報センター(株) 藤井雅晴・田中瑞宏・金村直俊
(企業・団体会員A)
これまでたびたびシンポジウムやフォーラムなどに参加してきましたが,
今回の観光情報学会のシンポジウムは他の学会等ではみられないものでした.
通常,学会のシンポジウムといえば,学術的,専門的な話題に終始するもの
ですが, 会場の参加者を巻き込み,壇上と会場が一体となった実感のある
ものだったというのが印象に残りました.
北海道新聞でもシンポジウムの模様が掲載されていましたが,ここでも少々
シンポジウムの内容についてお話させていただきます.
まず,大西さんは,情報を観光に役立てる方策の例として,「ミシュラン」を
作るプランと2次元バーコード利用について提案されていました.白石さんは
自らの経験談をもとに,「産学官」の力を合わせた取り組みの重要性をお話されて
いました.東井さんは行政の立場から,日本は観光を21世紀型産業と位置付け,
様々な活動に取り組まれようとしていることを伝えられていました.
みなさんのお話はテーマこそ違いますが,古くからの産業に思える観光が,まだ
まだ発展途上にあること,そして今後の発展に情報もしくは情報技術が不可欠で
あることを述べられています.
観光産業側から白石さんが提示した現場の切実なニーズ,カーナビの地図情報を
更新する技術はないのか?,に対して,会場からすぐに回答が得られたことも象徴的でした.
大西さん,白石さん,東井さんの巧みな話術でのお話と,会場の参加者へ回答を
求めた大内会長の進行術,そして会場からの発言という形式も印象に残りましたが,
会員がみな,それぞれの立場にあっては当然のように認識している課題や技術が,
異なる立場の会員にとっては決して既知のことではなく,観光情報学会という場を
通じてこそできる人間ネットワークであり,情報の流通が実現された場面を目の
当たりにしたことこそシンポジウムに参加した価値を実感できた部分です.
ともあれ,今後も,今回のシンポジウムでみられたように,学会活動を通じ,
観光にたずさわるさまざまな人が,情報というキーワードで結びつき,そして
この人間ネットワークの交流から,新しい観光が生まれることを期待しています.
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以上です.
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金村直俊(Naotoshi Kanemura) mailto:na_kanemura@sweb.co.jp
Voice:011-232-4848,FAX:011-232-0048
札幌総合情報センター株式会社 総務部 企画調整担当課長
■■■4/1より所属が変わりました■■■
☆札幌圏の天気情報は http://www.sweb.co.jp/tenki/
━TOPICS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□国内の動向
観光と情報に関する話題を紹介します.ここで紹介した話題がございまし
たら,編集担当(hajime@do-johodai.ac.jp)までご連絡ください.
(掲載の判断は編集担当が行います.商業目的のダイレクトメール,もし
くは,それに類する内容は掲載できませんので,あらかじめご承知おきく
ださい.)
■ 'さっぽろ流'外国人観光客のお出迎え
~市民・民間企業・行政が連携する"さっぽろビジターズセンター"~
YOKOSO!JAPAN通信 第3号,2004/3/29
財団法人札幌国際プラザ・コンベンションビューローでは、2004年4月19日(予定)より
「さっぽろビジターズ・センター」を開設します。
これは現在コンベンションビューローの1階に、外国人対応可能な情報提供窓口として
設置されている「プラザi(あい)」(i案内所)が、平成15年4月より開始した
ビジット・ジャパン・キャンペーンと連動する形で、コンベンションアップ協議会
(2003年設立、現在会員99団体・個人))、コンベンション関連産業札幌ネットワーク
(2001年創設、現在133社所属)、そして北海道運輸局等の官民一体連携事業として新た
に生まれ変わるものです。
「さっぽろビジターズ・センター」の主な業務は、下記の4点になります。
◇多言語コンシェルジュ
英語に加えて、現在北海道に多く訪れている外国人観光客の使用言語であるハングルと
中国語の3カ国語で、外国語ボランティア(英語対応)と、NPOからの専門スタッフ
(ハングル・中国語対応)が丁寧に対応します。今後対応可能言語を増やす計画は
ありますが、当面はこの3カ国語での対応になります。
◇インターネットライブカメラ
センター内に設置したライブカメラに移る外国人観光客の「生の」笑顔を、札幌国際
プラザのサイト上にて海外に配信していくことで、札幌のみならず北海道全土の魅力を
PRし、また同地を「訪れたい」という気持ちを喚起する一助にしたいと考えています。
◇北海道観光バージョンアップ協議会コールセンター
午前8時から午後8時まで、外国人観光客様々な問い合わせや要望に、電話2台を設置
してお応えします。対応可能言語は、ハングルと中国の2カ国語です。主な業務内容は
常時2名(3交替のシフト制)がかかってきた電話にすべて対応することになりますが
、たとえば道内ホテルと連携して、ホテルのフロント業務における通訳用務も行う予定です。
◇7カ国語8種類の観光案内パンフレットを常備
日本語、英語、ハングル、中国語2種類(繁体字、簡体字)、ロシア語、ドイツ語、
スペイン語の7カ国語8種類を作成しています。フロアの中央部に札幌市内のパンフレット、
壁面の欄には北海道内のパンフレットを誰でも自由に取れるように配置しています。
センターを訪れる観光客のみなさまへ細やかな心遣いとして、外国語ボランティアおよび
その他スタッフが、膨大なパンフレットの中から必要なものを選別してお渡しするサービスも
好評です。
━企業・団体会員リスト━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)キョウエイアドインターナショナル
株式会社J-時空間研究所
セントラル・コンピューターサービス(株)
(株)デジック
(株)リクルート北海道じゃらん
札幌総合情報センター(株)
(株)十勝毎日新聞社
(株)藤井ビル
日本スーパーマップ株式会社
日本ユニシス(株)
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
(株)日立東日本ソリューションズ
富士通株式会社
北海道コンピューターマッピング(株)
北海道テレビ
北海道ビジネスオートメーション(株)
北海道新聞社
北海道日本電気ソフトウェア株式会社
北陽ビジネスフォーム
(五十音順)
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※本Mail Newsは現在試験的に運用しております.今後とも学会員の皆様方
のご要望などを反映し,よりよいものにしていきたいと思います.ご意見等
がございましたら以下の連絡先まで連絡をお願い致します.
観光情報学会ホームページ:http://www.sti-jpn.org/
バックナンバー:http://www.sti-jpn.org/MailNEWS/index.html
観光情報学会Mail NEWSに関するお問い合先:hajime@do-johodai.ac.jp