ルポ 観光情報学学生ゼミ in北大参加ルポ
ほくだいがくせい観光情報学研究会主査 本田 崇智
とき:2006年3月3日(金)
ところ:北海道大学
主催:ほくだいがくせい観光情報学研究会,さっぽろ観光情報学研究会
平 成18年3月3日、北海道大学にてさっぽろ観光情報学研究会とほくだいがくせい観光情報学研究会の合同で研究会が開催されました。私はほくだいがくせい観 光情報学研究会の主査として運営に携わり、また本研究会にて発表もさせていただきましたので、その模様を報告したいと思います。
今回 この研究会が開催されるにあたったきっかけは、全国各地で学生による興味深い観光の研究が行われているという大内会長のお言葉でした。私は普段はほくだい がくせい研究会の中で似たような立場の学生の方々と一緒に観光情報学に取り組んでいるのですが、同じ学生の立場から新たな視点で観光学にアプローチしてい る研究に触れることで、新たな知見が得られ自分の研究にも生かせるのではないかと考え、またその機会は多くの人にとっても同じように感じられるのではと思 い開催するに至りました。研究会には北海道大学の他に、金沢星陵大学、はこだて未来大学の学生の方々に参加していただけました。発表者の方々から今回の研 究会について感想をいただいたので以下に載せさせていただきます。
金沢星陵大学大学院 新保達也さん「私は「観光者情報トレースシス テム」について発表させていただきました。研究会はアットホームな雰囲気の中,終始学生が中心となって討論が行われたことがとても印象的でした。今後もこ のようなスタイルで研究会が行われることを節に願います。」
北海道大学 丸山加奈さん「実装されている観光経路作成システムは、ある 入力に対して観光経路を作成し提示するといったものがほとんどです。しかし、ユーザにとって必要なのはもっと使いやすい、経路のカスタマイズも簡単にでき るシステムであると思います。これからの研究を通して、そのようなシステムに近づけていきたいです。」
私自身も、発表者としてはさま ざまな学生の方や企業の方から意見をいただき今後に向けた指針になったということと、開催側としても学生を中心に企業の方も含めた議論が行われ、また他に も「観光支援システムKISSの開発」では実際に完成度の高いシステムとして実装までされている研究などさまざまなアプローチからの研究に触れることがで きたよい機会となり、成功に終わった研究会ではないかと思います。補足ですが、研究会後行われた懇親会でも学生による活発な議論が繰り広げられたようで す・・・。